Azure Fountain

雑記やアニメ、ゲームなど気ままに書いているブログです。

スカーレットを振り返る ~Part2~

※この記事は「ポケットモンスタースカーレット(バイオレット)」のネタバレを多く含みますので、ご注意ください。

まずは前半の記事を読んでいただいた方は、ありがとうございました。

ここからは感想も合わせてスカーレットのクライマックスの振り返りをしていきたいと思います。

(かなり長文ですが、お暇な方はお付き合いください)

3つのストーリーをクリアした後、ペパーからパルデア地方の中央にある「パルデアの大穴」、別名「エリアゼロ」に入るための入口「ゼロゲート」に来てほしいと言われます。

これが4つ目のストーリー「ザ・ホームウェイ」の始まり。

自分がいるエリアゼロに来てほしいという話は「レジェンドルート」の最後に博士に言われていたのですが、危険な場所のため「バトルに強い人」と「機械に強い人」を集めてほしいとペパーに頼まれていました。

つまりネモとボタンなんですが(笑)

3つのストーリーを進めることでネモ、ボタン、ペパーと親密度を深めることができたので、この4つ目のストーリーで全員が揃うことになります。

ゼロゲートで全員集合し、博士の指示で滑空ができるコライドンを使ってエリアゼロに飛び込むことになるのですが…

コライドンは何故かこの状態。

高いから飛び込むのが怖いのかな?みんなと一緒に飛び込むから大丈夫だよ!ということで、何とか飛び込むことになりました。

主人公が乗り遅れてだいぶ危険なことになってますが。。

因みに私は高所恐怖症なので、この状態になると気絶する自信がある(笑)

辿り着いたエリアゼロは神秘的で凄く綺麗な場所。

当初私が予想していたのと全然違ってびっくりした記憶があります。

BGMもめちゃくちゃ綺麗で私好みでした。

そして相変わらずコライドンはこの状態で、その後自分からボールに戻ってライドすらできなくなりました。

つまり、ここからしばらく自分の足で歩かなければいけなくなるという(笑)

おかげでここのマップ攻略はだいぶ時間がかかりました。

因みにここに生えている木の一部がこんな風になっているので、テラスタルと関係がある場所なんだろうなということがわかります。

博士はこのエリアゼロの最深部にいるのですが、事情があり出られない状態なので、道中の4つの観測ゲートのロックを解除していく必要があるとのこと。

この道中、歩きながらペパーやネモ、ボタンが自分の家庭事情など雑談をしてくれます。

この雑談でわかったことはこんな感じ。

・ペパーは博士ともう何年も会っておらず、メディアで顔を見るだけになっている。

だからこそ小さいときから一緒にいたマフティフが大事だった。

・ネモはお嬢様育ちで、実はあまり体力がない。

・ボタンのお父さんについては、話している特徴からソード&シールドに出てくるとあるキャラではないか?という噂あり。

こんな雑談をしながらエリアゼロの下層部まで下っていくのですが、途中で見たことのないポケモンが現れます。

パッケージポケモンが「コライドン」「ミライドン」ということだったので、古代と未来がテーマということはわかっていましたが、実際に古代のポケモンが出てきたときはびっくりしました。

博士がタイムマシンで古代のポケモンを呼び寄せているらしく、今自分が持っているコライドンも古代のポケモンの一体。

そしてもう一体のコライドンも呼び寄せることに成功したとのことです。

因みにペパーのマフティフは、かつてここで一緒に暮らしていたときに古代ポケモンに襲われて大怪我をしたそうです。

そして同時に博士がコライドンにばかり気を取られるようになったので、コライドンのことが好きではなかったという話でした。

因みに観測ゲートのロック解除のときにこんな表示が出るのですが、この表記だと本当に解除して良いか迷いますよね(笑)

そしてさらに下層へ行くと、宝石がたくさんある神秘的な洞窟に入ります。

こういうキラキラした神秘的な空間が大好きなので、ここは今も私のお気に入りスポットです。

ラストダンジョンですが、エリアゼロ最高ですね(笑)

まあ、見た感じテラスタルの宝石には間違いないんですが。

そして宝石化している最後の観測ゲートに入ると、中はこんな感じ。

ここで博士からの通信が入るのですが…

ここをプレイしたときちょうど深夜で暗い部屋でやっていたのですが、めっちゃ怖くて背筋が寒くなったのを思い出します。

今作は恒例のホラー要素がないなあと思っていましたが、まさか本編で出てくるとは思いませんでした。

ここで博士の様子が完全におかしいと気付くのですが、先に進むしかないので進みます。

そして博士のいるゼロラボに到着。

ゼロラボの扉を解除したら古代ポケモンが出てきてしまうということで、一応コライドンも出して待機。

そこへもう一体のコライドンが現れるのですが、自分が持っていたコライドンはこの状態。

本人は大真面目かもしれませんが、パッケージポケモンとは思えないぐらい情けなくて可愛いなと思ってしまいました(笑)

もう一体のコライドンは気性が荒いらしいです。

そして古代ポケモンが何匹も現れ、仲間と共に倒します。

鳴き声が結構面白い。

ただ数が多いので、主人公とコライドンが先に行け!という話に。

ここでペパーは嫌いだったコライドンに声を掛けます。

ペパーの応援を受けて奥へ進むと博士がいましたが、この博士は人間ではなくAIであることが判明。

ここも最初見たとき背筋が寒くなりました。

この後このAI博士からいろいろ話を聞くことができるのですが、オリジナルの博士は事故でコライドンを庇って亡くなったそうです。

そのコライドンはもう一体のコライドンに縄張り争いで負けて、主人公と出会ったとのこと。

コライドンがここに来るのを嫌がっていたのにはこういう理由があったんですね。

そしてこの博士が主人公たちをここに呼んだ理由は「タイムマシンを止めてほしい」から。

オリジナルの博士は古代に興味があり、このエリアゼロを古代のポケモンと未来のポケモンが仲良く暮らす楽園を夢見ていました。

ただエリアゼロから古代ポケモンが外に出てしまう事例も出ており、このままだとパルデア地方の生態が崩れてしまう。

そう思ったAIはタイムマシンを止めてほしいと思ったそうです。

この後タイムマシンのある場所に行くのですが、ここも宝石が敷き詰められていてとても綺麗。

ここでタイムマシンを止めると、このAI博士が戦闘用AIとして主人公に襲い掛かることになる。

AIなのにこの表情で、泣きそうになりました。

こうしてラスボス戦になります。

出してくるポケモンは全員タイムマシンからマスターボールを使ってその場でゲットしてくる古代ポケモン

見たことがあるようでタイプがわからない初めてのポケモン、しかも全部珍しいはずのマスターボールから繰り出されてくるという戦いで、「まさにラスボス戦」という感じがしました。

BGMもラスボス戦らしく、でもどこか切ない感じでちょっと泣きそうになりながら撃破。

その後仲間たちが合流するのですが、母親の姿と同じAIを見たペパーの心境を思うと辛かったです。

オリジナルの感情を受け継いでいるAIにこんなことを言われると、本物じゃないと思ってもこうなりますよね。

AI博士を倒してタイムマシンが止まったかと思いきや、警報が鳴って「楽園防衛プログラム」が作動。

ここでAI博士がプログラムに上書きされるのですが、上書きされる前に一瞬この表示が出ていたと知ったときはさらに切なくなりました。

そしてこの楽園防衛プログラムですが、博士のポケモン以外は繰り出せないというチート仕様。

もちろん主人公のポケモンも繰り出せず、バトルはこの状態。

博士のポケモンなら繰り出せるということですぐに気付けば良かったのですが、勘の鈍い私はなかなか気づけず、「え?本気で詰んだ?」と思いながら道具やら逃げるコマンドを押して数ターン(笑)

いよいよポケモンVSトレーナーの始まりか?と思っていたところで、手持ちの欄にいたコライドンがプロコンをバイブさせて教えてくれました。

コライドンは博士のポケモンという伏線がこんなところで回収されるとは思っていませんでした。

こうして主人公や仲間たちの応援を受け、コライドンがバトルフォルムに戻る。

後から知ったのですが、ここから先は完全に「勝ち確」のバトルだそうです。

最初は全然ダメージが与えられないのですが、仲間たちの応援で攻撃力や防御力が上がり、HP1で持ちこたえ、最後はテラスタルして相手のコライドンを倒すという流れになります。

かつていじめられたコライドンが、仲間に応援されていじめていたコライドンを倒すという流れがスター団に関わっていたボタンのストーリーと上手く被っているのが凄いなと思いました。

楽園防衛プログラムとの勝負に勝ち、博士は元に戻ります。

ただ、自分がいるとタイムマシンを止めることができないのでこのままタイムマシンで古代へ向かうとのこと。

「過去」に興味があった博士からの言葉だからこそ心に来るものがありますね。

そしてペパーにもこの言葉を残しました。

こうして博士はタイムマシンで消え、全ての戦いが終わります。

コライドンは古代では一般ポケモンなのですが、楽園防衛プログラムに勝つことによってパルデア地方を救い「伝説ポケモン」になったという流れが素晴らしかったです。

そしてその帰り道。

当然と言えば当然ですが、ペパーは落ち込んでいます。

ネモの提案でペパーを元気付けようと、みんなで寄り道することになりました。

コライドンにも勧められて、ペパーも行くことに。

こうして4人と1匹の戦いは終わるのでした。

以上です。

思った通りでしたがめっちゃ長くなってしまった(笑)

ネモは人に合わせて本気でバトルができなかった、ボタンはいじめられていた、ペパーは一人で寂しい思いをしていたなど、過去にいろんなものを抱えていたキャラクターたちがみんなで今起きている問題を乗り越え、未来へ歩き出すという流れになっているという凄く良いストーリーでした。

今でも録画を見直して感動するし、本当にポケモンのシリーズの中でトップレベルのストーリーだと思います。

もし続編などがあるなら、この後のストーリーも見たいですね。

このまま語り始めたら記事の文字数が大変なことになるので、この記事はここで終わります。

おそらくDLCなどもあると思うので、そのときはまた存分に語りたいと思います。

 

こんな長文の記事を最後まで読んでくださった方がいるのかはわかりませんが(笑)、もしいらっしゃったら本当にありがとうございました。