Azure Fountain

雑記やアニメ、ゲームなど気ままに書いているブログです。

今年は長野に注目

4月も間もなく終わり。

この土曜日から私はGWに入っています。

有給を使ってはいますが、11連休。

今日で既に数日終わっているので嫌なのですが…

 

そんな今日、コナン映画の2回目に行ってきました。

元々今日が初回の予定だったのですが、何せ気になり過ぎて仕事にならなかったので1回目は先週フライング(笑)

何でここまで気になっていたかと言うと、今回映画のメインにいる「長野県警の諸伏警部」が私の推しだからです。

去年の映画の最後の予告で諸伏警部の声が聞こえてきてから、とても楽しみにしていました。

 

公開から1週間たちましたし、私も2回目を観てきたのでネタバレを含む感想を書いていこうと思います。

以下ネタバレとなりますので、まだ観ていない方はご注意ください。

長野県警が活躍するということで、舞台は長野県。

ちょうど子供たちが冬休みの時期、2日間で起こった事件となります。

今思うと結構ストーリーの期間は短いんだなと思いました。

 

予告に出ている通り、小五郎のおっちゃんの昔の相棒だった「ワニ」というキャラが射殺されてから話が動き出します。

大事な相棒を失ったおっちゃんが本気で事件に取り組むという流れ。

コナンの映画と言えば導入は割と明るいシーンが多いのですが、今回オープニング前にワニの射殺事件が起こり、そしてオープニング後すぐに悲しいシーンになるという暗めの始まりとなります。

射殺されたワニが「長野県警の大和警部が10カ月前に巻き込まれた雪崩事件」について調べていたため、東京の事件が長野へと移動する流れです。

この「10カ月前の雪崩事件」が思った以上にスケールの大きな事件と繋がっていたというのが大体のあらすじとなります。

 

私の好きなキャラクターを中心にネタバレをすると、まず最推しの京極真さんが序盤に出ます。

この映画のメインではないので、まさか出番があって台詞も聞けるとは全く思っていなかったのですが、びっくりしすぎて1回目はこのシーンの前後の台詞を大幅に聞き落としました(笑)

今日の2回目でようやく補完した感じ。

このシーンでちょっと暗い雰囲気が明るくなったので、ほんの少しの出番でしたが必要だったんじゃないかと思います。

 

そして私が今回とても楽しみにしていた「諸伏高明警部」。

出番は若干後からになりますが、台詞がない部分から既に存在感がありました。

今までのアニメや原作では頭が良くてクールで、あまり表情も大きくは変わらないキャラクターだったのですが、今回は彼のいろんな感情を見ることができます。

特にそれが顕著に現れるのが物語中盤。

PVでも出ていますが、犯人に狙われて追い詰められた大和警部を庇って崖から凍った滝つぼに転落するシーンがあります。

転落した後は厚い氷に閉じ込められて川から脱出ができず、そのまま水流に呑み込まれて溺死寸前まで追い込まれました。

この辺りはPVで既に出ていましたが、本編を見て「崖から転落する前に犯人に足を撃たれている」ということと、「転落中に緊急信号を出すためスマホを崖上に投げている」ことが判明しました。

頭が良いのでインドアに見えるのに、アクションもできるんだなとびっくり。

無駄な動きをせずに緊急信号を出す流れはめちゃくちゃ格好良かったです。

ただ、ここでせっかく出した緊急信号は犯人によって消されてしまいました。

流されて他の仲間たちが諸伏警部の場所を特定できない中、諸伏警部は死んだはずの弟である諸伏景光黒の組織のスコッチ)と会う夢を見ます。

ここがこの作品の「シークレット」とされているシーンです。

自分は死んでいないと言う景光ですが、諸伏警部は頭が良い故にすぐにこれが自分の夢だと気付き、夢を断ち切り銃を撃って自分の場所を知らせることで無事に救出されました。

 

この弟の「諸伏景光」については、黒の組織潜入中にスパイだとバレて自殺するシーンが結構前に描かれているのですが、その後の周りの反応が微妙なところが多いため、未だに「本当に死んでいるのか?」という説が残っています。

私もこのキャラが大好きなので生きていてくれると嬉しいと思っているのですが、なかなか展開的に難しいんじゃないかなという気持ちも…。

今回弟との再会のシーンが入って、諸伏警部の心情や行動にも変化が出てきて原作に繋がれば良いなと思います。

 

溺死しかけた諸伏警部はその後数時間で病院を抜け出し、コナンの映画恒例の最後のアクションシーンに参加。

今回まさかのドラテクを披露してくれました。

割と荒い運転できるタイプなんですね(笑)

でも本当に最初から最後まで格好良くて、何度でも観たくなる映画でした。

 

今回の映画のテーマは「喪失感」だそうです。

「大切な人を亡くしたとき、あなたはどう動くか?」ということ。

犯罪に走る人もいれば、耐えて任務を遂行する人もいる。

もちろん答えは人それぞれだと思いますが、犯人からの問いかけには考えさせられるものがありました。

 

去年の映画に比べると圧倒的にシリアスで、アクションも「物凄くド派手」というわけではないのですが、ストーリーはめちゃくちゃ面白かったし、私としてはこれくらいのテンションの内容が合うかなと思いました。

2回行って、既に3回目が観たい気持ちになっていますが、流石にGW明けにしようかなと。

最推しの京極さんが出ていた「紺青の拳」は5回観に行きましたが、今回もそれと同じ予感がする(笑)

因みに今回の映画で諸伏警部推しが増えているとのことなので、今後出番が増えてメインに食い込んできてくれないかなと密かに願っています。

そもそも黒の組織のスコッチの兄という時点で重要人物に入ってきそうな気がするのですが…

今回の映画だけと言わず、是非今後もいろんな映画で活躍が観れたら良いなと思います。

 

オタクが発動して長文になってしまいましたが(笑)、今年のコナン映画のネタバレを含む好きなキャラクターについての感想でした。

これからもコナンの展開が楽しみです。

まだしばらくGWは続くので、推し活をしつつ楽しく過ごしていこうと思います。