12月に入っていよいよ年末。
これから寒くなるというこの時期に、友ヶ島に行ってきました。
友ヶ島は和歌山市の加太という場所にある無人島で、軍事施設跡がラピュタっぽい雰囲気なので、「和歌山のラピュタ」とも言われています。
数年前からこの島のことは知っていて行こうと思っていたのですが、家から遠いためなかなか行く機会が訪れず、昨日ようやく行けました。
写真では何度か見ていたのですが、実際に見てみると本当にラピュタみたいな雰囲気で、終始「すげー」しか言えないという(笑)
語彙力どうした。
友ヶ島で有名な建物の一つがこれですね。
因みにこの建物ですが、トンネルを抜けてすぐに現れます。
ちょっとここはラピュタというよりは「千と千尋の神隠し」みたいですが(笑)
トンネルを抜けて、一気に別世界に引き込まれる感じです。
この感覚は実際に行ってみないとわからないので、是非訪れてみてほしいと思います。
一番有名なのが「第3砲台跡」なのですが、向かうルートを間違えると舗装されていない岩だらけのとんでもなく険しい山道を行くことになるので、注意が必要です。
(私は知らずにこの道を選んでしまったので、最初からハードモードでした)
施設上部はこんな感じになっています。
まさにラピュタ。
施設内部はところどころホラーっぽい雰囲気の場所もあります。
まるで何かの儀式が行われそうな場所。
(青い光は友達の持ってきたヘッドライトなのでご安心ください)
管理の方が最初からライトを設置されているので中は見えるのですが、ライトがない部分は本当に真っ暗。
さらに、別の観光客の方の笑い声が響いて余計にホラーになるという(笑)
こんな感じで雰囲気のある場所ですが、大展望台からの景色は絶景でした。
因みに砲台跡は第1砲台~第5砲台まであるのですが、一部立ち入り禁止になっている場所があったのと、帰りの船の時間もあり昨日は第1砲台と第5砲台を見るという感じになりました。
天候で船が欠航や時間変更になる可能性も高いし、電車だと時間がかかってしまう場所でもあるのでそう気軽に行くことはできませんが、今回行けなかった場所についてはまたいずれ訪れたときに見る予定にしています。
昨日は加太港周辺も観光したので、その写真もいくつか載せようかと思います。
写真に少し写っていますが、たくさんの人形が写っています。
人形の供養などをされているそうです。
女性の神様を祀られているとのことなので、良いご利益があることを祈りつつ。
出航の前には淡島神社の近くのカフェで鯛とワカメのパスタを頂きました。
海が近いからか、鯛もワカメも新鮮で美味しかったです。
カフェの雰囲気もお店の方もとても良かったので、出航前のバタバタする時間でゆっくりできなかったのが少し残念でした。。
因みに加太は鯛やうるめ、よもぎ餅などが名物みたいです。
うるめとよもぎ餅はお土産に買って帰りました。
加太は町も人も穏やかで本当に良いところなのですが、猫がたくさんいるのも個人的には嬉しいポイント(笑)
島から戻ってからは役行者堂から夕方の景色を見て、加太駅に戻りました。
因みに今南海電車はすみっコぐらしとコラボしているそうで、すみっコぐらしがいろんな場所にいます。
加太駅にもすみっコぐらしがいました。
というわけで加太&友ヶ島の日帰り旅行でした。
神秘的な雰囲気の島で、現実の嫌なことを忘れて非日常に浸れたような気がします。
友ヶ島に行くとなると天候に左右されてしまいますが、もし機会があれば皆さんも是非あの雰囲気に浸ってほしいなと思います。