今日は昨日公開した「Fate stay night Heven's Feel ~lost butterfly~」を観て来ました。
梅田で観て来たのですが、大きな劇場なのに満員御礼。
映画館は混み過ぎて前が全く見えないレベルの人ごみ。
会場に入るだけでも長蛇の列で開演時間には間に合いませんでした。
本編が始まる前に他作品の予告がいろいろと入っていたので、本編の開始には間に合ったのでホッとしましたが。
席についてすぐに本編が始まったので、コートもマフラーも取るタイミングを忘れて二時間観入ってしまいました。
因みに特典でセイバーオルタのイラストをもらい、通常版のパンフレットも買いました。
Fateの主役・士郎役の杉山紀彰さんが好きで、以前にニコニコ動画でやっていた杉山さんのラジオを聞いていたのですが、第一弾のときは杉山さんが細かく見どころとかを教えて下さっていたのでそこを重点的に観ていました。
しかしそのラジオが終わってしまったため、第二弾はほとんど何の情報もなく鑑賞。
それでも作画・音響・演出・声優の演技などの凄まじいクオリティにひたすら圧倒される二時間でした。
原作のゲームをプレイしたわけではないのですが、一応ストーリーの展開やキャラの隠された関係性などは何となく理解しています。
そんなFateの知識に乏しい私でも、細部のこだわりを感じられるぐらいの作品なので、Fateをやり込んだファンの人にとってはどれほどの感動があるのか、想像もつきません。
Heven's Feelは、Fate stay nightのルートの中でも最後のルート。
ファンタジーな世界の中で、「現実に留まって戦う」ということがテーマになっているため、他のルートと比べると全体的に暗いです。
特に今回は、夢が覚めて現実に引き戻され残酷な展開へ繋がって行くというシーンがあるのですが、そのシーンが私にとってはかなり衝撃的でした。
基本的に私はバトル要素も取り入れつつ、それでいて明るくハッピーになれる物語が好きなのでHeven's Feelは全く真逆なのですが、それでも「現実」という点で共感できるところもありました。
もちろん創作の世界なので誇張はあるかと思いますが、周りが自分を嫌っているかのように不幸なことが続いたり、いくら努力しても結局報われなかったりするのは現実でもよくあります。
また、「みんなの正義の味方になる」と別のルートで願い続けた士郎が「大切な人だけの正義の味方になる」という道を選んだのも、現実に留まった結果なのだと思います。
少し話はずれますが、「プリズマ☆イリヤ」の劇場版でも士郎は一人の女の子のために世界を敵に回していましたね。
私はどちらかというと、「プリズマ☆イリヤ」と今回のルートの士郎の考えに共感できるタイプです。
大切な人がいれば、守りたいというのは誰でも同じですからね。
真面目なところで語ってしまいましたが、中盤にある戦闘シーンは大迫力です。
英霊同士の戦いが、いかに人間離れしていて恐ろしいかというのが肌で感じられるシーンとなっていました。
かなり気になるシーンで終わってしまいましたが、最終章は2020年の春に公開予定。
展開は何となく知っているのですが、それでも今から三弾を見るのが楽しみです。
因みに今日はアニポケの日でもあったので、帰って平和なポケモンを見てみるとあまりの温度差に戸惑いました(笑)
考えさせられるアニメも良いですが、やっぱりこういう平和で楽しいアニメも良いですね。
来週はいよいよグラジオ回なので、楽しみです。